青物やロックフィッシュ等の様々な魚を狙うことのできるショアジギング。
強烈な引きで釣り人を楽しませてくれます。
船からではなく,岸からメタルジグなどのルアーを投げて魚を狙いますが,釣れる魚は案外大きい!
あまりにパワー不足のタックルで挑むと、せっかくヒットした魚をのがしてしまうことになるかもしれません。
では,どのようなリールが最適なのでしょうか。
リール選びの大切さを伝えながら、コストパフォーマンスの高いリールを紹介していきます。
ショアジギング用リールの選び方
ショアジギングという釣りは,扱うジグの重さやロッドによって以下の3つに分けられます。
➀ショアジギング
②ライトショアジギング
③スーパーライトショアジギング
リール選びをするときには,自分のスタイルをまず考えることが大切です。
スタイルがはっきりしていないのであれば,下の記事を参考にしてまずはどんなスタイルで釣りをしていくのかを考えてみてください。
リールに求める性能は?
ライトショアジギングやショアジギングでは、小型のルアーやジグを使って、根魚や青物などの魚を狙います。
近場の海で手軽にできる釣りではありますが、釣れる青物や根魚のパワーは思っているよりも強いため、リールの性能は非常に重要です。
それでは、どのようなリールが必要なのでしょうか。
大きさは5000番!
ショアジギングを始めるにあたって一つの目安になるのが5000番という数字!
リールの大きさは5000や3500などの数字で表されます。
そして、数字が大きくなればなるほど、リールも大きくなります。
少し大きく感じるかもしれませんが、5000番を目安にしてリールを選んでいきましょう。
5000番のリールをオススメする理由は以下の通りです。
大型の魚にも対応できる
5000番のリールは、比較的大型の魚にも対応できるサイズです。
ショアジギングでは、大型のシイラ、カンパチ、ヒラマサなどの強い引きを持つ魚を狙うことが多いです。
5000番のリールなら、それらの魚とのやり取りに十分なパワーを持っています。
長時間の釣りにも耐えられる
ショアジギングでは、投げる距離が遠い(80m超)ため、リールの巻き取りが多くなります。
5000番のリールは、ハンドル一回転で巻き取れるラインの量が多いため、小さいものよりも断然楽で快適に釣りをすることができます。
また、大型の魚を釣る場合には、長時間のやり取りになることがあります。
5000番のリールは、ライン容量が多く、十分なドラグ力を持っているため、不意の大物にも余裕をもって対応することができます。
遠投性のが高い
リールが大きくなればなるほど投げる飛距離が伸びます。
ショアジギングでは、その飛距離が伸びと、当然釣果も上がりやすくなります。
多目的に使用できる
5000番のリールは、ショアジギングだけでなく、ボートジギングやシーバス釣りなど、様々な釣りに使用できます。
いろいろな釣りに使いまわせるというのは、大きなメリットです。
防水・防塵機能の高さ
防水・防塵機能が高ければ、リール内部に海水や異物が入り込むことを防ぐことができます。
つまり、リールの寿命を延ばし、長い間性能を維持することができるということです。
また、リール内部に異物が入るのを限りなくおさえてくれるので、メンテナンスの手間も減らすことができます。
おすすめのリールはコレ!!
以上のことをふまえて、総合的にコスパが高くオススメできるリールを紹介します。
【シマノ】ナスキー 5000XG
ナスキー 5000XG
『高性能で快適な釣りを実現するために開発された、高コスパのスピニングリール』
- HAGANE素材を使用しているため高剛性で耐久性に優れている。
- X-Shipテクノロジーにより巻き心地が非常になめらか。
- G-Freeボディを採用しているため、バランスが良く、長時間の釣りでも快適。
- 最大ドラグ力は11kgと高速ギア比6.2:1により、大型の魚にも余裕をもって対応できる。
- ショアジギやシーバスだけでなく、ジギングやタイラバなどの釣りにも最適。
【ダイワ】BG 5000H
BG 5000H
- 大型魚に対応するために、強力なドラッグシステムを装備。
- 丈夫なボディーとローターが採用され、高い耐久性を誇ります。
- 6つのボールベアリングと高性能ギア比が採用され、スムーズな巻き心地。
- 高精度ローター、アルミニウム製スプール、エアロラインローラーが採用することで、高い遠投性能を実現。
- 海釣りや淡水釣り、あらゆる釣りに対応。
さらに快適!ワンランク上のリールはコレ!!
このリールであれば,想定外の大物にもしっかり対応できるようになると思いますし,耐久性も高いので,長く安心して,快適に使っていけるお気に入りのリールになると思います。
【シマノ】アルテグラ C5000XG
シマノのアルテグラ C5000XG
アルテグラ C5000XGは、アングラーがより速く、より遠く、より正確にキャストすることを可能にする最新のテクノロジーを搭載しています。
最大の特徴は、スムーズな操作性と驚異的なキャスト距離です。軽く回すだけでスムーズにハンドルが回るため、長時間の釣りでも快適。
また、高速ギア比により、素早く釣り糸を巻き上げが可能。ショアジギングやジギングなどの釣りに最適。
さらに、高度な防水性能を備えているため、悪天候下でもトラブルを起こすことなく、安心して使えるリールとなっています。
21年にリニューアルされ、基本性能が上がったアルテグラ。C5000XGのモデルなら,リールの持ち手の部分がラウンドノブ(まるい形)になっています。ショアジギングをするときには,すごく扱いやすいのです。
【ダイワ】ブラストLT 5000番
ダイワ ブラストLT5000番
LTコンセプトにより軽量かつ強度と高性能を実現。
回転部にはマグシールドシステムを採用し、外部からの水やほこりの侵入を防ぎます。
エアロローターシステムやデジギヤ、タフデジアトラスギアにより、回転性能も向上。スムーズな巻き心地を実現。
また、タフボディー設計により耐久性もアップ。スリムで美しいデザインも特徴的で、ラインローラーもスムーズに出るように工夫されています。
まとめ
今回は,コスパの良いリールを紹介していきました。
最近のリールは、どれも基本性能はすごく良くなっています。
今回紹介したリールであれば、大型の青物であっても十分にやり取りができると思います。
『アルテグラ』『ブラストLT』は少し価格が上がりますが,長く付き合える間違いのないリールになると思いますので,ぜひ検討してみてください。
皆さんも気に入ったリールを手に,近くの海でショアジギングを楽しんでみませんか!?
↓ ショアジギングの解説記事はこちら ↓
↓ショアジギングロッドの記事はこちら↓
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